スレート屋根の塗装にはなぜ縁切りが必要?

query_builder 2024/06/22
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屋根塗装における「縁切り」という言葉を、聞いたことがあるでしょうか。
縁切りとはスレート屋根の塗装における工程のひとつで、屋根の塗膜へ切り込みを入れる作業を指します。
しかし、なぜ塗装した部分を切る必要があるのでしょうか。
本記事では、スレート屋根の塗装にはなぜ縁切りが必要なのかについて解説します。
▼スレート屋根の塗装にはなぜ縁切りが必要なのか
■雨水の逃げ道を作る必要があるため
縁切りにはスレート屋根にあえて隙間を作り、そこから雨水を逃がすことで雨漏りを防ぐ役割があります。
スレート瓦の間には塗料が残りやすく、そのまま乾燥すると重ね目がふさがった状態になります。
このままの状態だと雨水の逃げ場がなく、一定の場所に水が留まり続けてしまいます。
雨水が屋根の内部に浸透すると雨漏りにつながってしまうため、縁切りは必ず必要な作業なのです。
■縁切りが必要ない場合
縁切りを行う代わりにタスペーサーを使用する場合は、縁切りが必要ありません。
タスペーサーはスレート瓦の間に挟んで隙間を確保する部材で、広く使用されています。
スレート瓦の屋根を塗り替える際は、縁切りもしくはタスペーサーを使用することが見積書に明記されているか確認しておくことが重要です。
▼まとめ
縁切りを行うことによって、スレート屋根の通気性が良くなり雨漏り防止につながるので重要な工程です。
正しく行われているか、また縁切りが必要ない場合はタスペーサーが使用されているかをきちんと確認しておくことが重要と言えるでしょう。
『有限会社岡塗装』は、福山市周辺で外壁・屋根の塗装を承っております。
メンテナンスや施工プランについてのご相談も歓迎しておりますので、気軽にご相談ください。

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